FXと外為用語 国際金融協調とは緑のたぬき 番外編『特別休暇命令』で少佐を狙うが、失敗しては「さすが鉄のクラウス」と言い続けているうちに、シベリア送りが決定。コードネームは「赤いきつね」がいるなら当然「緑のたぬき」も、という理由による。 ミーシャの部下 不動産 ロシア版の「部下A-Z」。能力の程もほぼ同等でミーシャの悩みの種となることが多い。初期は「トルストイ」「ツルゲーネフ」「ゴーリキー」等といったコードネームを持つ者もいた。冷戦期には常にトレンチコートを纏い、サングラスを掛けて新聞紙を携帯するというステレオタイプのスパイ像であったが、冷戦後はサングラスこそ外さないが、より一般的な服装で活動している。冷戦終結後はロシアの緊縮財政に翻弄され、低予算での諜報活動に苦心している。上司は宿敵同士だが、「部下A-Z」とは友好的にふるまうことが多い。 その他の同志 オーストリア・インスブルック在住の「トナカイ」、同ウィーン在住の「あざらし」等。 [編集] アメリカ中央情報局(CIA) “ごり押し”ディック・グラント 「皇帝円舞曲」編に登場。直情的で尊大なアメリカ人。少佐がCIAの任務を妨害していると勘違いし、対立する。激昂すると汗だくになって怒鳴りまくる、暑苦しい男。 ジョー 短絡的で単純な推論を考えなしに口にしては、ディックに怒鳴られる、影の薄いいじめられ役。 FX メッテルニヒ 古美術商としてウィーンに何十年も潜入している諜報員。本名カール・シュトルツ。妻エリザベートがKGBの潜入スパイ「マリア・テレジア」である事には最後まで気づかなかった。 [編集] イギリス情報局秘密情報部(SIS) チャールズ・ロレンス ジェームズ・ボンドを気取る楽天家なイギリスのエージェント。「グラス・ターゲット」編で初登場、当初はただのナルシスト気味な無能情報部員だったが、ちゃらんぽらんでお祭り好きな性格が拡大し、パーティーと女遊びの為に、少佐や伯爵を振り回すこともしばしば。ミスター・L評によれば「アレでなかなか役に立つ男」だが、情報部員として活躍するシーンは一度もない。美術品に関しては「ヌードか否か」だけを基準としており、伯爵の理解を超えた言動を連発する。登場時は「フッ」と憂いに満ちた表情でポーズを決めるのがお約束である。軍隊階級は少尉。 ミスター・L ロレンスの上司で、NATO情報部長を遙かに超える巨漢。情報部長とは若年期からの親友である。孫娘のメリンダ(7歳)を溺愛し、非常に高く買っている少佐と結びつけようと画策。それ以外は至って常識人である。 先物取引 [編集] フランス対外治安総局(DGSE) Q 本名ルイ・サンドリエ。Qというのは少佐の部下のようなコードネームではなく、「Quatre(クァトル。フランス語で数字の4のこと)」の略で、情報部員リストの4番目に載っている事に由来するあだ名。「トロイの木馬」編で初登場し、番外編「ケルトの幻想」で再登場した。元フランス外人部隊の指揮官という経歴を持つ。次長同様の愛国者で、エーベルバッハ少佐も認めるほど有能だが、任務における冷徹さ、食事はクラッカーとリンゴだけといった機械のような個性、一匹狼の独断専行癖で、同僚たちからも「スカしたQ」、略して“スカQ”と陰口を叩かれるほど煙たがられている。むろん少佐とは犬猿の仲であり、伯爵にも首に時限爆弾を巻いて解除装置を探させるなどの冷酷な対応を繰り返した。 FX ジャン・フランソワ・ド・ブリニャック フランス情報部作戦次長。「トロイの木馬」編に登場。眠りながらラ・マルセイエーズ(フランス国歌)を歌うほどのフランス中心主義者で、尊大で傲慢な男。極度の嫌煙家である。ドイツとNATOを嫌悪し、「トロイの木馬作戦」を発動して、ドイツの信用を失墜させようとした。フランソワーズという愛人がいる。 [編集] 中国文化局FX 李 剣光(リー・ジャンガン) 「熊猫的迷宮」編に登場。部下の黄文と共に、私利私欲の為に暗躍。アウトバーンで手榴弾を投げるなど一般人を巻き込むことを厭わないやり方で、少佐を呆れさせた。親類に中国共産党の幹部を持つ。外見モデルは松田優作。 黄 文(ホァン・ウェン) 李剣光の部下で、木村拓哉風の黒髪美少年。拷問と武術に長けているが、うぶな面もあり、伯爵に目を付けられ追い回される。 [編集] その他の人々 ジャン・マリア・ボロボロンテ シチリアンマフィアのボス。伯爵を自分のアイドルと公言し、愛人まで伯爵そっくりの金髪巻き毛の女性で統一している。伯爵一行の行動を支援することもある。初出は「劇的な春」編で、当初はアシスタントを務めた漫画家の手による、モブキャラクターだった[9]。キャラクターとして固定されたのは「来た 見た 勝った!」編より。命名モデルは俳優のジャン・マリア・ボロンテ[10]。 バクチアル親子 ベイルート在住。裏社会の事情に通じる。父親が伯爵の大ファンであり、中東方面の情報の提供窓口となる。 サーリム・アル・サバーハ クウェートの石油王の息子。豊富な資金を元手として、投資代わりに美術品を買い漁っていたのを伯爵に睨まれ、大量の贋作を掴まされる。以降、伯爵とその関係人物を目の敵とする。芸術についてミーハーな部分が多分にあり、その点では伯爵と同ベクトルの人間であるともいえる。 エーベルバッハ家執事 本名コンラート・ヒンケル。少佐の父の代から二代にわたって仕えている執事。少佐の為には身命を捨てる事を厭わない、忠誠心に溢れた熱血執事だが、日々の雑事に関する少佐の厳しい要求に困惑し、彼の留守を願っている面もある。過去に伯爵に人質に取られナイフを突きつけられた事があるが、その後は彼の口車に乗って部長の誕生パーティーを少佐の屋敷で開いたり、家電の修理をボーナム君に依頼したり、違和感なく親しんでいる。頭髪が薄く、少佐からは「すだれ頭」と呼ばれる。少佐の若い頃は彼の憧れであったシスターに想いを寄せていた。ごく初期にはもう一人(すだれ頭でない)禿頭の執事やメイドの姿が見受けられたが、現在は彼と男性使用人だけで家事を切り盛りしている模様である。 ヒゲの男 詳細は不明だが、時折伯爵と邂逅しては、美術品の情報や贋作の手配話などをしている、温厚な紳士風の老人。伯爵が少年の頃から保護者的立場にいると共に、泥棒家業の相談役をしていることから、裏の世界に通じていた伯爵家執事だと思われる。伯爵の幼少期に泥棒行為の手ほどきをした人物。 少佐の父 少佐と執事間で交わされる会話シーンや、電話で登場する少佐の父。名前は不明。多くは話題の俎上に上ったり、電話のシーンで声(吹き出し)のみの出演であるが、番外編「特別休暇命令」の回想シーンで、少佐に瓜二つの容姿を見ることができる。かつてはドイツ戦車部隊で隊長を務め、エルヴィン・ロンメルの下で戦った。現在はチューリッヒに隠居している。 フランコ・ジュリアーニ イタリア警察の刑事で、別名「棺桶刑事」。相棒のフラ・アンジェリコと共に、棺桶を載せた霊柩車で走り回る。事の成り行きで伯爵を逮捕するという大手柄をあげるが、おかげで伯爵が引き起こしたローマ法王誘拐事件の犯人に仕立て上げられる。以降、部下のラファエロが描いた少女マンガのような耽美的な似顔絵を持って、黒幕と思しき少佐を追跡する。命名モデルはジュリアーノ・ジェンマ、フランコ・ネロの合成で、棺桶を常に持ち運ぶという設定は『続・荒野の用心棒』でネロが演じた、棺桶の中に機関銃を忍ばせていたガンマン「ジャンゴ」より[10]。 マリー・アントワネット 「皇帝円舞曲」編で登場。オーストリアの新人エージェント。本名クリスタ・ギンテル。ウィーンを訪れた少佐に接近し、各国の諜報機関から「マリア・テレジア」と誤認された。外見モデルはダイアナ妃。 作品の影響 本作のヒットにより、1970年代後半から1980年代にかけて、大学でドイツ語を履修する学生が急増したといわれる[11]。また、偶然少佐と同じ名前を持っていたドイツ・エーベルバッハ市への日本人観光客が急増し、青池は観光業に対する貢献を認められ、1990年、エーベルバッハ市より名誉賞と市章であるイノシシの彫像を授与された。同市の日本人向け観光パンフレットの表紙には、少佐の姿が描かれている。 2003年にはドイツ連邦軍の広報誌「Y.(イブシロン)」において、2ページを割いて本作が紹介された。現代のドイツの軍人を扱った娯楽作品が少なく、またそれが日本で人気を博しているということで、軍関係者にも非常に好意的に受け止められた[12]。しかし兵士が長髪の少佐を見た時は「langhaarig(髪が長い)」という言葉が非常に多かったという。また、2004年に発表された番外編『心理実験プロジェクトS』の作中にフランクフルト大学が登場したことにより、同編が掲載された『プリンセス』7・8月号が同学日本語学部に寄贈され、フランクフルト工芸博物館において贈呈式も行われた。 [編集] 他作品での登場 青池作品では『イブの息子たち』に複数回登場しているほか、『サラディンの日』などでもモブキャラクターとして少佐や部下Aの姿が見られる。手塚治虫の漫画『ブラック・ジャック』へのオマージュとして、他の漫画家達が競作した短編シリーズ『ブラック・ジャック ALIVE』において、青池が担当したエピソード中で伯爵一派と少佐がブラックジャックと共演している。 |